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ビルメンテナンスとビル清掃の違いは?メリット・デメリットも解説

  • 執筆者の写真: 博 田中
    博 田中
  • 3月4日
  • 読了時間: 9分

ビルの管理には、日常的な清掃だけでなく、設備の維持管理や防災対策など、多岐にわたる業務が求められます。

これらを総合的に管理・実施するのが「ビルメンテナンス」です。

適切なメンテナンスを継続的に行うことで、ビルの安全性や快適性を確保し、建物の価値を長期間維持できます。


しかし、ビルメンテナンスには専門的な知識や技術が必要です。

そのため、ビルメンテナンスのすべてを自社で対応するのは難しいケースも多く、外部の専門業者に業務委託する企業やビルオーナーも少なくありません。

一方で、外部委託にはコスト面や業者選びといった課題もあるため、慎重に判断することが大切です。


この記事では、ビルメンテナンスの基本から、具体的な業務内容、外部委託のメリット・デメリットを解説します。

また、委託会社を選ぶ際のポイントも紹介します。


ビルの管理を検討している方や、業務の効率化を図りたい方にとって、役立つ情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。




ビルメンテナンスとは?

ビルメンテナンスとは、建物を安全で快適な状態に保つために行う、総合的な管理業務のことです。


オフィスビルや商業施設、マンションなどの建物は、日々多くの人が利用するため、定期的な点検や清掃、修繕を適切に行うことが求められます。

ビルメンテナンスには、衛生管理や設備管理、防災対策などが含まれており、建物の機能維持だけでなく、資産価値を守る役割も担っているのです。


ここでは、ビルメンテナンスの概要や重要性、清掃業務との違いについて、詳しく解説します。


◯ビルメンテナンスの概要


建物を適切な状態に保ち、利用者が快適に過ごせる環境を整えるための業務全般が、ビルメンテナンスの基本です。


具体的には、エントランス・廊下・トイレなどの共用部の清掃、空調や給排水設備の点検・修理、エレベーターの保守管理、防火設備の点検など、多岐にわたります。

また、建物の劣化を防ぐための外壁や、屋上のメンテナンスも重要な業務の一つです。


こうした定期メンテナンスを適切に実施することで、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持することができます。



◯ビルメンテナンスの重要性


ビルメンテナンスを適切に行うことは、安全性の確保と建物の長寿命化に直結します。


たとえば、設備の不具合を放置すると、エアコンが効かなくなったり、エレベーターの動作が不安定になったりすることがあります。

さらに、電気設備の老朽化や火災警報器の故障を見逃すと、大きな災害や事故につながるリスクも高まるのです。

そのため、定期的な点検や修繕を行い、トラブルを未然に防ぐことが重要といえます。


また、清潔で快適な環境を維持することは、ビルを利用する人々の満足度向上にもつながり、テナントの定着率やビルの価値を高める要因にもなるでしょう。



◯ビルメンテナンスとビル清掃の違い


ビル清掃とビルメンテナンスは混同されがちですが、それぞれの業務内容は少し異なります。


ビル清掃は主に床や窓、トイレなどの共用部を清掃し、建物内の衛生環境を維持することが目的です。


一方、ビルメンテナンスは清掃業務を含みつつ、空調や電気設備の点検、防災管理など、建物全体の維持管理を担います。

つまり、ビル清掃が「日々の美観維持・衛生環境維持」に重点を置くのに対し、ビルメンテナンスは「建物の機能維持と安全確保」を目的としています。


ビルを長く安全に利用するためには、清掃とメンテナンスの両方を適切に行うことが欠かせません。



ビルメンテナンスの業務内容


ビルメンテナンスの業務内容は多岐にわたります。


具体的には、主に以下の5つの業務があり、これらを総合してビルメンテナンスという場合が多いです。


  • 清掃管理業務

  • 衛生管理業務

  • 警備・防災業務

  • 設備管理業務

  • 建物・設備保全業務


それでは、それぞれの業務内容について詳しく解説します。


◯清掃管理業務


清掃管理業務は、建物内外の衛生状態を維持し、美観を保つために行われます。

床や壁、ガラス面などの清掃はもちろん、備品の衛生管理も重要です。


最近では、汚れを未然に防ぐ、予防清掃の考え方が広まり、効率的な清掃計画のもと、感染症対策としての消毒・殺菌も実施されるようになってきました。

適切な清掃管理を行うことで、快適な空間を維持するとともに、建物の劣化を防ぐ効果も期待できます。



◯衛生管理業務


衛生管理業務は、ビル内の環境を健康的に保つための重要な業務です。

法律で定められた空気や水質の基準を満たすため、空調の管理や貯水槽の清掃、給排水設備の点検などを実施します。


また、ネズミや害虫の防除も行い、建物内の衛生を確保することも、この業務のひとつです。

衛生管理業務を定期的に行うことで、ビルを利用する人々の健康を守り、快適な環境を提供することができるでしょう。



◯警備・防災業務


警備・防災業務は、建物の安全を確保し、利用者を守るための業務です。

警備員による巡回や監視カメラの管理、防災センターでのモニタリングを通じて、不審者の侵入防止や火災・災害時の迅速な対応を行います。


また、防火設備の点検や避難訓練の実施も、この業務に当てはまります。

警備・防災対策を徹底することで、万が一の事態に備え、建物の安全性を高めることが可能です。



◯設備管理業務


設備管理業務は、ビル内の電気・空調・給排水・エレベーターなどの設備を適切に運用・保守する業務です。


最近では、多くの設備がコンピュータ制御されており、中央監視システムを活用した管理が一般的になっています。

適切な管理を行うことで、省エネルギー化を図りながら、建物の快適性を維持できるでしょう。


また、設備の不具合を早期に発見し、修理・交換を適切に行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。



◯建物・設備保全業務


建物・設備保全業務は、ビルの長寿命化と安全性の確保を目的とした業務です。


建物の外壁や屋根の劣化を防ぐための点検や補修を行い、エレベーターや空調設備などの機器についても、定期的なメンテナンスを実施します。


また、電気設備やボイラーなどの法定点検を確実に行うことで、事故のリスクを低減し、建物の機能を長期間にわたって維持することが可能となります。



ビルメンテナンスを外部委託するメリット


ビルメンテナンスを専門業者に委託することで、さまざまなメリットが得られます。


最も大きなメリットは専門知識や技術を持つ業者に任せることで、清掃・設備管理・警備などのサービスを高い品質で提供してもらえることです。

これにより、ビルの利用者にとって快適で安全な環境を維持しやすくなります。


さらに、管理業務を自社で行う場合に比べて、人件費や設備投資の負担を抑えられる点も大きな利点といえるでしょう。


また、管理業務の負担が軽減されることで、ビルオーナーや管理者は本来の業務に集中できるようになります。

特に、複数の業務を一括で委託できるワンストップサービスを利用すれば、業者ごとの管理や調整の手間が省けるため、業務効率が向上します。


こうしたメリットを活かすことで、長期的なビルの資産価値向上にもつながるでしょう。



ビルメンテナンスを外部委託するデメリット


多くのメリットがある一方で、ビルメンテナンスを外部に委託することで発生するデメリットも考慮する必要があります。


まず、委託先の業者に管理を任せることで、サービスの品質を常にチェックする必要が生じます。

業者によっては、契約当初と比べて、対応の質が低下するケースもあり、継続的な監視や評価が必要です。


また、契約内容によっては追加料金が発生することもあるため、コスト管理が難しくなる点も課題となります。


さらに、業者との情報共有が不十分だと、設備の不具合対応が遅れたり、必要なメンテナンスが適切に行われなかったりする可能性があります。

そのため、業者選びは慎重に行い、定期的な打ち合わせや報告を通じて、適切な管理体制を整えることが重要です。



ビルメンテナンスの委託会社を選ぶポイント


ビルメンテナンスを外部委託する際には、信頼のおける会社を選ぶことが重要です。管理業務の質は委託先によって大きく変わるため、慎重に判断しなければなりません。


ここでは、ビルメンテナンスの委託先を探すうえで気を付けたいポイントを紹介します。



◯過去の管理実績が豊富か


管理実績が豊富な会社は、さまざまな状況に対応できるノウハウを持っています。

清掃や設備管理、警備などの業務を長年行ってきた会社であれば、建物の規模や用途に応じた最適な管理が可能です。


また、これまでに対応したトラブルや解決策についての情報を確認することで、その会社の信頼性を判断できます。

実績を公開している会社も多いため、事前にしっかりと確認するとよいでしょう。



◯お問い合わせへの対応が誠実か


ビルメンテナンスでは、突発的なトラブルへの迅速な対応が求められます。

そのため、問い合わせに対する対応の誠実さやスピードは、委託会社選びの重要なポイントです。


契約前に問い合わせをした際の対応を確認し、丁寧に説明してくれるか、質問へ的確に答えてくれるかを見極めましょう。

特に、緊急時の対応体制やサポート窓口の有無なども確認しておくと安心です。



◯法令が遵守されているか


ビルメンテナンス業務には、建築基準法や消防法、労働安全衛生法などの法令が関わります。

これらの法令を遵守している会社を選ぶことで、事故やトラブルを未然に防ぐことが可能です。


また、適切な資格を持つスタッフが在籍しているか、法改正への対応がしっかりしているかを確認するようにしましょう。

信頼できる会社は、法令に基づいた安全な管理を徹底しているため、安心して業務を任せることができます。


まとめ


ビルメンテナンスは、建物の安全性や快適性を維持するために欠かせない業務です。

適切な管理を行うことで、資産価値を守りつつ、利用者にとって快適な環境を提供できます。


外部委託にはメリットとデメリットがあるため、業者選びは慎重に行いましょう。

ビルの特性や管理方針に合ったメンテナンス体制を整えることが、長期的な安定運用につながるでしょう。


当社でも、お客様のご要望に応じて、ビルメンテナンス業務を承っております。

清掃はもちろん、総合的な管理が可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

 
 
 

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